Akifumiの野望

久しぶりの日記を書く気になったのは
言うまでもない、PCが直ったからだ(謎

私のPCは中学入学祝のもの、つまり
5年くらい前の古いPCなんだが、以前から
メモリを追加したり、
サウンドカードを追加したり、
グラフィックボードを追加したり、
少し上位のCPUに改装したりしてなんとか遊び倒してきた。

ところがこのPCのマザーボードは、旧型のため
改装できるCPUに上限がある。
恐らくCoppermineコアのPentium3, 866MHzあたりが
このマザー上のFC-PGAことSocket370の上限だ。
最近では800MHzをオーバークロックさせてGHzに
近づけるなどして時代についていこうと必死だった。

そうこうしているうちに、ふととあるサイトで
この機種で新コアのCPUに対応させることに成功したという
成功事例を発見した。
この方法だと、CPUの上限をだいぶあげることができる。
おまけに新コアなら速くなるはず。
正確にはこの方法だと、TualatinコアのPen3かCeleronの
1.4GHzまで対応可能だという。

これはやるしかないと思い調べてみるとどうやら
BIOSを改造しないと新コアCPUを認識しないそうだ。
示されているアドレスへ飛ぶとなんとロシア語で困ったが
ちゃんと英語表示も用意されていて助かった。
怪しいBIOS改造プログラム一式を入手し早速改造。
CPUもPowerLeapも買ってきてひととおり揃った。
さて改装して電源オン・・・
あれ・・・画面真っ黒。
BIOSの書き換えができてなかったのかと思った私は
CPUを元に戻して電源を入れる。
無事に起動したのでもう一度BIOSを書き換え。
私はさらに、BIOS書き換えた後は新CPUを最初に
認識しないといけないのかもしれないと考え、
BIOS書き換えた後電源を切り、新CPUに改装してから
電源を入れてみた。
・・・また画面は真っ黒になっている。
BIOSの書き換え方をもう一度最初から見直してみるかと
思った私は、また元のCPUに戻し、電源を入れた。
・・・画面真っ黒・・・;;;
さてどうするか。
BIOSとはBasic Input/Output Systemの略だそうで
これがないと入出力は全く受け付けないというか、
もっというと、あらゆるハードウェアを全て認識できなく
なることになる。
画面真っ黒ということはつまり、BIOSの書き換えに失敗し
BIOSデータが飛んでしまったということでもあって、
もう何をするにも、手も足も出ないことになる。
一度こうなってしまうとどんなCPUをつけても電源が
入らなくなる。

途方に暮れたのにはもうひとつ理由がある。
このPC、以前に保障期間中にBIOSを飛ばした経験があり、
その際にメーカーに問い合わせたら確か有料修理は
6万5千円ほどかかるといっていた。
そんなに払うくらいならこのPCより体感速度5倍以上の
PCが2台も作れてしまえそうだ。
つまり、メーカーに泣きつくのは一番解決策としては
よろしくないので、自分でどうにかするしかないことになる。

今日この日、決心を固めた。
絶対に自力で復旧させてみせる!
考えられる解決策を整理すると、BIOSチップの中身を
書き込んでくれる所を探すか、全く同じBIOSチップを
採用していてかつSocket370を採用しているi440BXの
マザーボードを探す、この2つしかないだろう。
もし必要になる金額が3万程度にまでなるなら、
確実に新しいPCを組んだほうがいいだろう。
3万円よりだいぶ下回る方法でBIOSの復旧策を探す、
これが今日の目標になった。

まず家を出ないといけないが親がPC関連にもう
手を出すなと凄い剣幕なため、正直に話すのは面倒だから
適当な口実を作って家を出ることにした。
A:「@さんの家に行くことにしたから~」
親:「そう、じゃあ車で駅まで送っていってあげよう」
ほとんどこんな感じだった。(@さんすみません;

駅につくと一直線に新宿へ、そして普通に秋葉原に。(死
口実の関係で、5時間もの時間がとれる。
これだけあれば何かできるはず・・・と期待しながら、
まずはネットでみたことのあったfaithサポートとかいう
PC自作派を応援している、組み立てのことに詳しいかも
知れないところへかけこんでみることにした。
あまりに着いた時間が早すぎて開店まで1時間あったため
他もふらついてみる。
やはりBIOS書き換えなんてどこもやっていないようだし
440BXは古すぎて生産は停止しているし、中古でも
まず見かけることはなかった。
faithがオープンすると、そんなに繁盛してもいないのに
無駄に店員が忙しくしている。
サポートも何もあったものではない。しかもサポートしている
店員たちの会話がしょぼい。なんだこれは。
秋葉原でPC店やる資格あるのか。
とりあえず相談受け付けるかどうか質問だけしてみた。
*「そういう相談できるわけないでしょう。ここは
  PCのソフトに関するトラブルとか、そういうのの
  サポートしかしてませんよ」
どうでもいいけど・・・
なんで店員がこっちにキレてくるかな。
せいぜいインチキサポートでもしてろ・・・。
しかしおかしいな、広告には確かに私の希望するような
サポートがあると書いてあったのだが。
faithは結構潰れているみたいだし期待はずれだったか。
その後も数々の店を片っ端から覗きつつ、
BIOS関連扱う店はないか探してみた。
店の外に立っている店員にはたまにとんでもない人もいた。
A:「○○という店へはここからどう行けばいいか
  ご存知ありませんか」
*:「ちょ~っと・・・わかりませんねぇ」
A:「BIOSの書き換えだとか、BIOSに関することを扱う店は
  ご存じないですかね・・・またはそういったパーツの
  専門店みたいなところとか」
*:「ちょ~っと・・・・・・わかりませんねぇ~」
どうでもいいが・・・笑顔で答えられると逆に
気分悪くなることもある状況というのもある。
さらにふらついているとドスパラのパーツ専門店を
発見することができた。ここなら話ができるかもしれない。
A:「あのー・・・BIOSが一度飛んでしまうと、
  もうどんなことをしても元に戻せないものでしょうか」
*:「えーっと、どんなことを考えていらっしゃいますか」
A:「BIOSに書き込むことができる機械などがあれば
  それを使うか、また、なければ同一のマザーを探して
  自分で書き込もうかと」
*:「とりあえずBIOSのタイプはどんなやつですか」
A:「細長い長方形のタイプで足がたくさんあります。
  今現物を持っているのでちょっと待ってください」
私は店員の前でいきなりPCの解体を始め、すぐにチップだけ
とりだしてPCは元に戻した。
*:「なるほど」
A:「マザーはi440BXだと思われますが一応メーカー製の
  特殊マザー”KAIBA”です」
*:「う~ん、このタイプのチップを使っているi440BXで
   Socket370ってほとんど存在しないんですよね・・」
A:「そうですか・・・」
*:「ネット上ではたまにBIOSの書き込みを代行するとか
   そういう手のサービスも見かけますのでそれを
   利用されても良いかと思いますが・・・」
いや、それでは困る。まず家に配達されるとアウト。(親が
A:「BIOSの書き込みをサポートしてくれる店なんていうのは
  秋葉原にはないんでしょうか・・・」
*:「う~ん、あったかなぁ・・・」
そのとき他の店員が何かその店員に話しかけた。
*:「ああ、ここが・・・ここでやってるかもしれない」
そういうと店員は親切にも、その店に電話をかけていた。
*:「どうやらサポートしてくれるみたいだけどね、
   とにかく見てみないとなんとも言えないそうだ。
   ここの店から出てすぐ右へ曲がったところに
   AMPMがあるんだがそのすぐ隣のビルの3Fに
   BIOSリカバリーをやっているところがあるよ。
   連絡しておいたから、行ってみなさい」
A:「ありがとうございます」
*:「頑張ってね」
A:「どうもありがとうございます」
とても親切な店員だったと思う。
外に出ると、だいぶ雨が勢いを増していた。
言われたとおりサポートセンターに向かった。
A:「先ほど案内していただいたので」
*:「ああ、はい。とりあえず現物を見せていただけますか」
A:「これです」
*:「あー・・・結構古い型ですね・・・
   ちょっとお待ちください」
*:「お待たせしました。これはメーカー独自のBIOSが
   入っていたと思われるので、仮にそのBIOSデータが
   あったとしても、書き込むソフトのほうもその
   メーカー製のものがないと書けないと思います」
A:「今ここに持ってます。このフロッピーに入っている
  pflash2.exeというプログラムが書き込みに使えます」
*:「あー・・・ちょっと預からせてください」
*:「お待たせしました。申し訳ないのですが、
   i440BXマザーは本当に数が少なくて、我々の方にも
   もう残っていないんですよ・・・申し訳ないです」
A:「そうですかー・・・、わかりました。
  どうもありがとうございました。
  ・・・、i440BXというのは中古でも秋葉原を探しても
  見つかりませんかね・・・」
*:「そうー・・・ですね、これはメーカー独自のものでも
   ありますし、そう互換性のあるようなものは・・」
A:「わかりました・・、どうもありがとうございました」
店の外へ出て、ふとドスパラの店員が最後に言っていた
自分がチップを買った店というところに行きたくなった。
店についてみると、狭い。いや、チップ置きすぎで人が
ほとんど入れないような。店員はやさしいおじさんという
感じ。どこかのお父さんみたいな。(ぇ
A:「このチップと同じタイプのチップはありませんか」
*:「BIOSですよねこれ。ええと・・・このシールを
   剥がして、内側にある型番を見せてくれないと
   わからないです」
A:「はい」
爪は切ったばかりだったし私には剥がせなかった。
*:「ん?剥がせない?」
A:「うまく剥がせない、、下手にやってしまったようで」
*:「じゃあこのカッター使ってごらん。刃が新しいから
   気をつけて。スパッと切れちゃうからね。」
A:「ありがとうございます」
うまく剥がれたっぽい。
A:「あ、剥がせました」
*:「どれどれ・・んー・・・202か。202、202・・・
   うん、これだ。あれ・・・?最後の39って何だ。
   ちょっとここだけ私も知らない型番のようだね。
   台湾製とかかな・・・うちにおいてあるのは
   有名なWinBond社のだが、202、この型番が
   あっていれば互換性はあるはずだよ。
   でも、最後の番号が違っているからひょっとしたら
   ということもありうる。2000円ちょっとするからね、
   ちょっとやめておいたほうがいいかもしれない」
A:「ううむ・・・」
*:「BIOSチップを買ってどうするんだい」
A:「実は・・・うちのメインPCのBIOSが飛んでしまって
  同じマザーを見つけて書き込もうと思って来たんです」
*:「ふむふむ。実は私もBIOS飛ばしたことがあってね。
   ちょっと機能を追加したいと欲張ったのが原因で
   昔BIOSがパーになったことがあったよ。
   そのときもこのBIOSだった。」
凄い偶然だ?
A:「実はCPUを改装できたという成功例がネット上にあり、
  その方法にしたがってやってみたわけなんです。
  ところがうまくいかなくて・・・
  私はその原因がCPUの電源であることに気づかず、
  BIOSを計3回も書き直しました。
  恐らくそれが原因でBIOSがいかれてしまったのでは
  ないかと・・・」
*:「なるほど・・・そういうこともあるんだねぇ・・。
   BIOSってデリケートだよね・・・何もしてないのに
   飛ぶことだってあるし。」
そうなの?!
*:「へぇ・・・やっぱり皆同じこと考えるんだねぇ。
   こう、ちょっと欲張ろうとするんだよね。
   でもきりがない。そうしているうちにね・・・」
そのとおり。
*:「メーカーさんに問い合わせとかはしてみたの?」
A:「それがですね・・・メーカー側はBIOS単位での
  修理は最初からやる気はなくて、マザーごと
  とりかえるという方法をとるようです。
  それにかかる料金は65000円とのことです・・・。
  さすがにこの金額には気が引けます。
  それで自分でBIOSを復旧できないかと思っている
  わけです。」
*:「うわー・・・。へぇー・・・。65000円ねぇ。
   そりゃ確かに高すぎるわ。そんなにするもんかねぇ。
   うちのチップはちょっと型番違ったけど、
   たぶん互換性はあると思うんだ。だから、
   その今あるBIOSがいかれていることもありえるし
   ちょっと持っておくと良いかもしれないよ。
   でもやっぱり保障はできないかな・・・。」
A:「これからもまたマザー探しをするのですが、
  もし決定的なものが見つかったらまたここに寄って
  予備にでもこのチップを買いにきますよ」
A:「それでは、そろそろ」
*:「はい」
A:「どうもありがとうございました」
*:「ふふふ、頑張ってね」
ここの店員は雰囲気最高だったかな。ありえないほど親切。
さて、ジャンクパーツi440BXを探せ、か・・・。
とりあえずじゃんぱらの店舗を回ってみる。
どこのじゃんぱらも店員が無愛想の極みである。
なんで私に向かってキレてるのか。(違うだろうけど
結局じゃんぱらはだめだ、諦めた。
そこで、さっきの親切なチップ店員の話に影で出ていた
中古っていったらソフマップとかで情報探すのかという
会話を思い出し、ソフマップで中古専門という店へ
行ってみる。適当に店員にi440BXがあるか聞くと
そういうのは2Fですと答えたので期待に胸が膨らむ。
2Fの店員にi440BXがあるかと聞くと、これまた無愛想な
店員だったが、これがそうですといって、ちゃんと
i440BXを出してきた。まずこの時点で、他の店はどんな
ところもi440BXを所持してなかったところに比べて
結構な中古品の保持数がありそうな予感がした。
i440BXは残念ながらそれはSocket370ではなくSlot1の
形式だった。BIOS焼きたかったらCPUも買わなければ
いけない。電源は所持品で間に合うがフロッピーも
別種コネクタなので買いなおさねば・・・。
私はそのボードはあまり買う気がしなかったが
恐らく秋葉原でも貴重な1枚に思われた。
A:「実はマザーを使って失われたBIOSの書き込みを
  したいんですが、このタイプのチップで同じなので
  できませんかね」
*:「BIOSっていうのはその周辺のデバイス全てを
   認識させる大元なので、完全にマザーが同じでない
   限りは希望はありませんね。
   完全に同じだったとしてもだめな場合もありますし」
A:「BIOSを失ったチップを一時的にはめ込んで書き込む
  ので起動さえすればいいんじゃないかと思うんですが
  だめでしょうかね」
*:「まず無理だと思いますね」
この店員、何を聞いても無理としか言わない・・・
A:「そうですか・・・これってCPUも買わないといけないから
  結局合計額が1万円近くにもなってしまいますね」
*:「ええ、ですから・・・そういう場合には、こちらに
   ありますような、中古のPCを買った方がいいかと」
ふとその方向をみると、ちょうど私の、BIOSが逝ったPCに
酷似しているPCが中古で置いてあった。
型番は・・・PCV-L520だ。
私のは・・・PCV-L530だ。
というかスペックにしても外見にしても、全く違いが
わからない。いったい第二と第三世代で何が違うのか。
ふと、確かVAIOのLシリーズはベースが
同じマザー、同じBIOS、同じクロックジェネレータと、
システムが酷似していたことを思い出してしまった。
まさか、このPCがあればBIOS書けるのでは・・・
私は5分以上突っ立ったまま悩んだ。
モニタがない中古品で保存状態も微妙なため値段が
ほぼ1万のPC・・・。
なんとか買えるし・・・。しかも店頭で動作してるから
BIOSは問題ない、ハードもPC本体に関しては問題ない。
非常に悩みまくった末、ついに買うことを決心し、
それを買って、秋葉めぐりは終了した。
帰る途中にBIOSチップ買うの忘れたのを思い出すが
いかれてないことを願うことにしてとりあえず帰った。
問題は、明らかに大きな袋を抱えている上、
その袋にはソフマップの文字が。さらに体感上の重さは
8Kgほどにもなる。
何が問題かというと、出かけるときに
友達の家へ行くといっていたのになぜPC持ってきてるのかと
いう質問が来てしまうと大変困ったことになる。
そこで、電車内で、なんとかPCを2台ともかばんに
入れられないかと試行錯誤し、だめだとわかると
今度は2重になっていたソフマップの袋の外側の袋を外し、
がさごそと裏返し始めた。人の少ない電車内でただ一人
大きな音をたてつつ紙袋をひっくり返すその様はさぞかし
周りの人には不思議だったに違いない。
苦労の甲斐あってただの紙袋になったが
店から買ったものだとはわかりづらくなっただけで
やっぱり中身PCとしか思えない大きさ&重さは
変わらなかった。
妙な口実をひねり出すことしかもう解決策はなかった。
もうちょっと小さければ中身は他のもので誤魔化せたかも
知れないがもうこれはPCということにしようと思った。
最終的な謎の口実では、親に隠していたことを半ば
暴露しつつまだ隠すようなものになった。
A:「実はPCが以前から壊れて電源も入らなくなっていてね。
  忙しかったからしばらく封印してた。
  @さんに詳しく話したら話が通じてね、
  あまっているというPCを修理用に渡してくれたんだ」
もっといい口実って考え付かないの?
親:「え、そうだったの」
A:「うん、PCが壊れたのは結構前だったんだけどね、
  何もしてないのにBIOSがとんだらしくて、
  電源も入らなくなってね」
親:「そんなことってあるの・・・困るね、それ。
   とにかく、もうPC関連にはそんなに時間かけても
   困るから、さっさと直しちゃいなさい」
やたー。
A:「うん、もうこれでほぼ確実に直せると思うんだ。
  今日せっかく休みだし、今日中にすぐ直すよ」
正直に言っても平気だったんならわざわざ変な口実を
最初から作る必要なかった可能性が高い。高すぎる。
でももう終わったことだ。(まて
家に着くと早速2台を解体し、中身の比較をしてみる。
L520がSocket370でなくSlot1だったのは驚いたが
BIOSが完全に同じであったようなので希望はまだあった。
L520は完全にHDDクリアされていたので適当にWin2Kを入れて
ネット環境だけ整えて、公式BIOSを新しくとってきて改造し
MS-DOS起動用フロッピーに入れて再起動する。
MS-DOSが起動したところで、そのまま、
PCに電源が入った状態のままで解体を進める。
L520のBIOSを外し、L530のBIOSを挿し、エラーが出るのも
無視しまくりで書き込む。そしてまたBIOSをそれぞれに戻し
再起動。
・・・うまくいくか。
L520・・・起動。
L530・・・

・・・一瞬赤ランプになった・・・?

・・・起動。

・・・やったああああああ
というわけで、はれて2台のPCが利用可能に。
しかも外見同じ。(ぉ
ちなみにL530は改造版の書き込みに成功したわけなので
現在Tualatin Celeron 1402MHzとかいう認識で動作してます

ああ・・・少し疲れた。
しばらくのんびりしよう。(いつものこと

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