音楽祭

今日は予備校から帰った後、

第22回<東京の夏>音楽祭2006 という音楽祭の最初にあたる

オープニング

ギトリス&ブルネロ&小山実稚恵

というコンサートを聴きに初台のオペラシティへ行った。

それぞれ偉業を成した人物で、ギトリスさんはバイオリン、ブルネロさんはチェロ、小山さんはピアノの奏者さんである。

最初のタンゴはYo-Yo Maさんの演奏を中学受験時代の勉強中に死ぬほど聴いて知っていた曲だったが、今日のはそれとは全然違うイメージの演奏だった。

Yo-Yo Maさんのも情熱的なのだが、ブルネロさんのもまた全然違った情熱を感じた。

なんと言えばいいのだろう…。心は多感な青年といった感じだろうか……。

ギトリスさんは見かけはとてもとても人の良さそうなやさしそうなおじいさんといった感じだったが、演奏を始めるとなんとも遊び心や温もりにあふれていた。

こんな演奏ははっきり言って始めてである。音楽の本質を感じた。

一曲を除いて全て良く知っている曲だったが、どれも今までに聴いてきたものとは違う感覚を抱いた。

美しかった。それでいてどこか可愛らしかった。

私の冷えきっていた心さえ暖められた心地がした。

演奏のたびにギトリスさんの遊び心にあふれたパフォーマンスや一言があった。

ギトリスさんもブルネロさんもとても感情のある演奏をするので小山さんでも最初は合わせるのが大変そうだった。

だが途中から慣れたのか、3人は見事に合い始めた。

これほど違った個性的な演奏をしている人同士がよく合わせられたものである。

アンコールではギトリスさんを中心にした即興演奏も多く行われた。

これにはまた驚かされた。即興クラシックである。

本当にこれほど面白かったコンサートは今までにない。

あれは本当にバイオリンを弾きこなしてこそできる偉業である。

本物の音楽を聴いた。しばらくは、現代の音楽に対して凄く寂しく感じてしまうこともあるかも知れない。

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3 Responses

  1. Larsa より:

    TITLE: 人の望みよ
    僕はそっちの音楽界に関しては無知もいい所なのですが
    即興クラシックってスゴス!!と思いました
    あれって即興で出来るものなんですか・・・∧∥∧
    クラシックコンサートって良いですね・・・何か聞いた直後は
    真人間に戻れそうな気がします(ぉ
    >現代の音楽に対して・・・
    僕は舶来コンプレックスが激しいせいもあってか
    今のいわゆるJ-POP等に関してはCD買って聞こうとか
    思いません・・・日本語だしカラオケで歌いやすい事は
    確かなんですけどもw

  2. 斗渉 より:

    TITLE: 喜びよ
    やはり音楽は生演奏を聴く(+見る)ことでCDなんかで聴くよりも何倍にも純粋な体験をすることが出来ますよね。それも即興演奏というのはミュージシャン同士のその場限りの刹那的な感性がぶつかり合ってもう二度と再現することは出来ないものを組み上げていくことですからその感動も一入です。JAZZなんかは顕著ですよね、その辺が。
    現代音楽ですか…たしかに最近のものはあまり聴かないかも…ですが退廃的なのは一部のシーン(ポップスとか…)であって音楽の幅というのは実に広いですから、色々な所に目を向けてみると「おっ」と思うものがあったりしますよ。

  3. Mulgray より:

    TITLE: なんというか
    クラシックは少なくとも私の常識では即興演奏なんてとてもできるものじゃないんですよ…。ところがこの時は即興をほんとにいくつもやったんですよ…。
    バイオリンの人が常に心を美しく音に表すモード全開で(何

    クラシックコンサートは良いですよ~…聴くたびに全く、ホントに全く世界違うんですから…w
    そしてそのどれもが、本当に心を揺り動かすような心地がします。聴いた直後は私でさえ真人間に戻りましたよホントに…たぶん…。

    「現代の音楽~かも知れない。」については、全ての現代音楽がそうだと言っているわけではないです。もちろん素晴らしいものもあると思うので断定は避けました。もう一つ断定を避けた理由は、このコンサートから帰った直後の私の視点というのが、「音楽」の中でもクラシック側に偏っているためです。

    クラシックは即興は普通はうまくいかないんです。なかにはコントラバスとか、うまくいきそうなものもあるんですが。バイオリンは叩いて音出すとかそんなのはないので主に音色勝負です。また、バイオリンは速弾きとかやっても余程綺麗でなければ気持ち悪いだけなのです。そこで調を変えてみたり、感性で思いがけない音楽法則の外しによる旋律を時々少しだけ入れてみたり、とそんな感じになるわけです。そういった部分を含め、全体的に、元からある美しい曲のようにクラシックをバイオリン奏者がその場で作曲しながら弾いていました。あれはJAZZとはまたいろんな観点で世界が違うので比較は私にはできません。

    というわけで音楽はそれぞれ良さがあると思うのですよ^^

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