軽快車

自転車が無いのはいろいろと不便である。

盗まれた自転車は元々お下がりだったため、今となっては購入店もわからなければ車体番号もわからず、登録番号もわからなかった。ところが、母がなんと自転車を買ってくれると言ってくれたので、今日は自転車売り場へ行くことになった。

最寄り駅の近くの自転車屋だと、何故かBridgestoneの自転車しか置いて無くてどれも高価なので、マルエツへ行った。

最寄り駅の自転車屋で三段ギア付き27型を買おうとすると普通に二万円するが、マルエツでは宮田の自転車で”軽快車”という、どう見てもマウンテンバイクの性能を持っているにも関わらずマウンテンバイクとは呼ばれない類の自転車が七段ギア付き27型で税込み一万円台で買えた。今度はもちろん車体番号も、警察登録番号も保証も付いている。

こんなにマウンテンバイクな自転車を自分の物とするのは何年ぶりだろうか。

私は非常に喜んで、車で来たマルエツから自宅までの少し長い道のりをそれに乗って軽快に帰ってきた。本物のオフロードかどうか良くわからないが、オフロードのようになっているタイヤと安定した車体のおかげで、両手放し運転しても問題ない。車体の重さについては、別にアルミ製高級車でも何でもないのでママチャリより少し重いかも知れない。だが、今住んでいる家の近くの心臓破りの坂、もとい間接破壊の坂でさえ、汗も殆どかかずに上ってくることができた。ちなみに私は今ではさすがに長袖は着ていない。

やはりギアがあると大分走りやすくなる。私の力を以前より効率的に使ってくれるこの自転車では、ママチャリに比べて行動範囲が二倍くらいにはなるような気がした。

やはり自転車のロックは、自転車付属のものだけでは危険である。

兄の話によると、それは簡単にあけられてしまうとのことだったので、鎖の輪になっている四桁番号錠を六百円で買ってきた。

この自転車、遠くから見ると意外とただの銀色の自転車である。

こういったところも、いたずら等されたくない私にとっては嬉しかった。
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