巧遅

昨日(一昨日)の話だ。

午前の授業が既に授業終了にて休講になったから、私は午後からの授業に出るために遅く家を出た。しかし信じられないほどの豪雨が雷を伴って襲いかかり、電車が狂い、3限に30分程度遅刻してしまった。

案の定、先週に休み予告をしていた友人は来なかった。
その友人はやはり弓道部の仲間であり、私と全く同じノートパソコンをよく使っていて、スキルもなかなかだったりする。


4限の授業中、やたらと携帯が暴れたので気になった。

授業終了後、携帯を見ると
着信2件、留守メモ2件、メール2件があった。

このうち着信と留守メモはバイトに関係するものだった。

メールの方は的張りの招集だった。4限終了後に早速行ってみた。
中国語の話とかバイトの話とかプロ入の話とかした気がする。

ま「プロ入興味があって」
ま「でも全然わかんないやwwwうはwwwwおkww」
じ「それでわかったら私形無しだから」
ま「あ。じゃあ全部わかる。」
じ「ぐさっ」

卓球用の球でキャッチボールとかもした。
ばじrがやたら運動神経良いことに気付いた。



今日(昨日)の話だ。

起きてからバイトの電話などした。
どうもスケジュールがハード過ぎて一つは駄目だった。
もう一つはなんとか面接まではできそうだった。履歴書が必要だそうだ。
今の時期こんなことするのは大変だが、しかし8月に入ってからとか思ってると結局いつまで経ってもバイトに手を付けられない気がしたので思い立ったが吉日と思った。

履歴書用紙を買いに走った。印刷ではあまりいいものができなかったからだ。

ナビウォークを試しに使ってみたらまたとんでもない道へ誘導されてしまった。
壁にさえ見えるほどの急坂や、木造家屋が林立する謎の領域を縫っていったりして、なんとか文房具店に辿り着いた。
帰りは私の勘と方向感覚で、舗装された道を一気に走ったらずっと速く家に着いた。
案外使えないものだ…。
以前電車が止まったとき大宮から学校まで7.1kmを歩いて登校したときもこれを使った。そのときもとんでもない道を通った…。

初めての履歴書作りだった。
買ってきた用紙は意外に少ない枚数しか入ってなく、4枚だったが、
膨大な時間を消費して3枚失敗した。4枚目でなんとかそれらしく仕上がった。

履歴書が完成したころには一日が終わっていた。
時間の吹っ飛び具合が素晴らしくて的張りどころじゃなかった…。





私はある条件が与えられると、誰よりも丁寧に、完璧に何かを仕上げようとする。少しの欠陥も許したくない。
しかしそのために誰よりも時間を消費してしまう。

これは前の製作実験のノートチェックのときの話だ。
たった3つのグラフと表を完成させれば、他は既にできていたが、
しかし事実、7時間は学校に残った。
先生は、
「お前、凄い時間かかるけど、結構綺麗なものができたな」
と言ってくれた。


大抵は、巧遅というのはあまり意味がない。どちらかといえば拙速が好まれるとはいえ、一見、その拙速は多くの場合は問題があるほどの仕上がりの悪さがあるわけでもないからだ。

普通は物事は遅いと駄目で、遅いことの代償は大きい。



昨日(一昨日)の続きだ。

弓道部で友人が的張りしているのを見ているととても丁寧だ。
むしろ自分が一番雑なんじゃないかと思う。
彼は一つの的に3分以上はかけている。そして仕上がりは皺一つ無い綺麗なものだった。

それを見て、私はなんとなく気分が良かった。



そこまでできるのか、という一段階上の何かを狙うのは私は嫌いじゃない。例え遅くとも。

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