合宿前日

ついに弓道部の合宿前日まで体調直らなかった…大丈夫なのかこれ…
今日は睡眠薬飲んででも寝ないと不味いかな…

明日から弓道部の合宿に行ってきます。28日に帰宅予定です。

合宿中は私は思いつく限りの常識の範囲内で行動し、思い出せる限り去年の記憶と今年の春の記憶を呼び出して行動します。それでも至らない点はどうかお許し下さい。

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記録しておきたいことは沢山あるが、いつも何か重要なことを忘れてしまう。
だからその時思い出せるものから早いうちに書いておくことで、重要なことを思い出しやすい状態にしたい。

今日は今日の話と8日の続きの話を書くことにする。

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今日は兄の誕生日会があった。
近年の兄の誕生日会では兄自身が場所を決めている。
兄が一番外の世界に詳しく、どこが良い場所か知っているからだ。
お勧めと言われた料理は確かに美味しいものだった。
今年の誕生日会の日では天候が悪く、去年のように花火を見に行くことはなかった。

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8日の行動には続きがあった。
オープンラボの帰りに秋葉原を走り回って各種IC等の部品を探した。
目的は、SC-88ProというMIDI機器、つまりデジタルオーディオ機器に光デジタル出力端子をつけることだった。
古いMIDI機器のため、光出力は装備されていない。これを改造する。

一昔前にこの改造は流行ったことがある。
当時は東芝のTC9231とかTC9271とかのICが出回っていて、これを使うとデジタル変換を容易に行うことができたらしい。
今はこれらのICは全く出回っていないため、この手段を使うことはできない。

仕方がないので、秋葉原では他の調達できる部品をできる限り調達した。
東京ラジオデパートに久しぶりに足を運ぶことになった。
念のためICを確認すると、もう無いとのことだった。
流石に代替ICまで知っている店員はいない。
ラジオデパートの各店はもう大分お年を召された方が多いが、とても優しそうな方達だった。
「~の電解コンと~のセラコンをください」
「はいー60円ね。いや50円で良いよお兄ちゃん。」
確か山王電子だったか…その隣だったか…。覚えておけば良かった。

帰宅後、この手の改造を別のICで実現している人がいないか、ネット上の情報を一通り探ったが見あたらなかったため、今回は自分で方法を考えることにした。

日本で手に入りやすいICでないと厳しいので、過去にオーディオトランスミッタICを扱っていた共立エレショップにあるオーディオICを探した。
ここは本当に色んな種類のICがあるので、もしかしたらと思っていたら、有望なICを見つかった。

シーラスロジックのデジタルオーディオ系IC、CS84xx系統である。
その中の192KHzデジタルオーディオトランスミッタCS8406というのがかなり有望に思えた。
但しこのICは高価で、1個で1400円もする。失敗はしたくない。
そこでこのICのデータシートを探した。

ネット上を探し回っていると、シーラスロジックのホームページにそのデータシートはあった。
どうやらこのICは相当高性能なもののようで、今回のような用途ではいくらかオーバースペックのような気がした。
とりあえず読み進めていくと、ハードウェアモードで動作する接続方法を使えば殆ど何も考えなくても使えることがわかった。
とにかく電力とLRClockとBaseClockとDataを入れるだけでAES3Encoderなるものを動かす方法があるようだ。
これはますます有望だということで思い切って注文した。

届いた。


これは非常に小さなICで、しかも28ピンである。
私はうっかりしていて、28ピンのような細かなピンを半田付けできる基板や下駄は用意していなかった。
しかしそれだけを調達するのも面倒なので、このまま配線することに決めた。
後にこれがなかなかに地獄の作業となる。

とりあえずデータシートを見ながら配線を考えた。
あと光出力部品であるTOSLINKだが、適当に単品を買ってきたのでどのピンが何なのかわからず、これもデータシートをネット上で探し回る羽目になった。
もう自分に分かれば良いということで回路図は適当に書いた。
これも地獄の原因の一つになる。

シャープペンの先と比べるとこのICがいかに小さいかわかる。これが1400円。


とりあえず配線したらこうなった。



ここまではあまり地獄ではなかった。
但し、この時点では内部信号の18bitをそのまま変換していたため、問題があった。
PCに接続して試してみると、不明ビットとなっていたが、音自体は取り込めていた。
半分成功なのだが、16ビットとして取り込んでいるためか、音が大きくなると音割れしてしまった。
これではまずいということで2ビット分を削る回路をやはり付け足すことにした。


そしてできたのがこれだが…


これは結構地獄だった…基板作った方が速かったかも知れない。


そして最後に絶縁格納して完成。
快適にビットマッチレコーディングができるようになった。
小学か中学ならこれだけで夏休みの自由研究が作れそうだが、大学生だとこれくらい1日の体験談で終わる程度だろうと思う。

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8日だったかは覚えてないが、この頃についにnVidiaから公式に8800GTでPhysXをサポートするドライバとアプリケーションのセットが公開された。

私の環境でも動いたのでそれらのアプリケーションのうち、ごく一部を紹介。
これらは実際に私の環境で動かした時のもので、ムービーキャプチャ処理が非常に重いためにかなり速度が落ちているにもかかわらず、実用的な速度が出ている点に注目。

流体デモ
http://www.hylos.info/wp-content/uploads/2008/08/fluid.wmv
水の粒子の動きを、小さなボール形状で物理演算して本物に近い水の動きを実現するデモ。
これがもう少し流れの速度を速くできれば、本物の水のように見えるかも知れない。
恐らく近いうちにこのデモにはもっと多くのパラメータ調節機能が付くのではないか…

Nurienデモ
http://www.hylos.info/wp-content/uploads/2008/08/nurien.wmv
場所によっては私の記事で以前も取り上げたことのある韓国Nurienのデモ。
次々と同じ顔、同じ身長、同じ体型の人物が出てくることは無視して技術だけ注目しよう。
服や髪の動きを物理演算している。クロスシミュレーションの方法は幾つか考えられるが、細かいところまでは私には見抜けなかった。
以前紹介したときよりもさらに自然な動きになっているような気がするが、やはりまだまだである。
話は違うがパーティクル処理が非常に重いことに気がついた。もう少し量を減らしても良さそうな気がする。
それともパーティクル処理とクロスシミュレーションが被ること自体が大変なのだろうか。
UnrealEngineにはどこまでPhysXのサポートがあるのだろうか。
もしもかなり楽してこのような実装ができるのならばかなり興味がある。
また、表情が意外と細かいが、これは全部独自なのだろうか、それともUnrealEngineの支援があるのだろうか。
またこのプログラムについては、プログラム名を見るに、M-Starという名前が付いている。
M-Starというシーンなのか、SNPの名前がM-Starなのかは私はよく知らない。

これらの他にもThe Great Kuluといった非常に気持ち悪いホラー系デモもあったが、二度もやりたくないのでムービーキャプチャはしなかった。
ホラー系デモの方もUnrealEngineによって作られていた。
物理演算によって、非常にピチピチした液体チックなエビみたいな超巨大生物に襲われて戦わなければならないFPSといった内容だった。
このエビが…銃器で最後破壊するときが気持ち悪すぎてトラウマになる。びちゃっという感じだが、想像できるだろうか。

他も非常に処理が重い上、あまり上手く見せられないため、キャプチャはしなかった。

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最後に上記と全然関係ない話ですが

総務省がネット上の殺人予告を自動検知するソフトウェアの開発に乗り出すらしいですね。
予算は数十億円らしいです。この情報に関して私が参照したのはGIGAZINEです。
開発期間は来年から3年程度、来年度予算としてとりあえず数億円計上予定らしいです。
そして自然言語処理を用いるそうです。

恐らく形態素解析からフレーム解析などをするソフトを作るのだと思います。
私が書いている記事からはタイムリーな話題です。
まるで私への当て付けのような…。

しかし私としてもこれに関しては手放しで応援という気にはなりにくいです。
何故かと言えば、ネット上にある情報、世の中に流れている人間の言葉そのものを規制する方向へと影響を与える恐れがあると考えられるためです。

表現の自由と言ってもあまり上手い表現ではないと思いますが、例に挙げられているように「レンコンが数十万円」という言葉だけで本当に「疑い」がかけられてしまうのであれば、かなり問題があると思います。

レンコンだって大量に出荷すれば数十万円の価値があり、同じ言葉でも意味は幅広いのが普通です。
文章その他の構成を検知できても、やはり幾つかの誤検知くらいはあるはず。
また、予告.inの事件のように、わざと検知されないか試そうとする人々や、いたずら半分にそういう情報をネット上に書いてしまう人々は必ず出てきます。
また、悪意を持った人やスパイウェアが善良なブログや掲示板に誤検知を狙った文章を大量に書き込むようになってしまう日が来るかも知れません。
そうするとネット上は、今までのように人間がチェックしている時代よりも情報がわかりにくい状態になってしまいます。

果たしてそのような状況になったらそのソフトウェアはどれだけの価値を持つでしょうか。
数十億円を投資して、どれだけの見返りを期待できるでしょうか。

自然言語の研究を志望する者の一人として、こういった意見を書くことはあまり気が進みませんが、それよりも国の動きが国民の意見を待たない点において不安に感じ、この記録を書くに至りました。

それと他にも、国の情報技術がらみの取り組みには疑問視せざるを得ないものがたくさんあります。
有害情報サイト検出などもそうですが、情報を下手に操ろうとすると人間はそれをさらに操ろうとしてしまうことも考慮するべきだと思います。
さらに表現の自由を少なくとも侵害することになることを考慮するべきだと思います。

こういった技術は規制方向に使うときは本当によく考えなければなりません。
規制方向ではなく、例えば価格情報を集めてきて安いところで買おう、安全なところで買おう、なんて目的で使う分にはこういった問題はまず起こりません。

情報技術といえば地上デジタル放送の不透明さもなんとかして欲しいものです。
B-CASによる暗号化までは別にそれで良いのですが、そのためのお金の流れが不透明過ぎます。
そしてそれら関連企業が住所さえ明かさないような不透明さでは私は信用できません。

お金の流れといえば、有害情報サイト検出などの対策部門などを次々と策定していくこの状況自体が信用できません。恰好の天下り先なのではないかとの噂も聞くことがあります。



この先、私は技術だけで世の中の何かを解決できるのでしょうか。

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