リズム

現実逃避と休息とは全くの別物だ。
ただ、現実逃避も全くの無意味ではない。上手くやれば多少の緩衝材にはなる。

ゲームや遊び、勉強や仕事、などに上手く線が引ける人は恐らく上手く休息をとれるのではないか。
そういう人は、気が進まないことをやるときに気合いを入れて取り組むという当然のことができる。
私は、良くわからないがもしかしたら勉強や仕事に自分の好きなものを取り込むことで好きを苦手にして物事をややこしくしているのかも知れない。なんとなくそう思うことがある。
よく考えればおかしな話だが、よく考えないで適当に思うところでは、そんな気がしてくる。

そして適当に考えた方が上手くいくことは確かにある。
その理屈が合っているかはあまり関係なく、わけもなく突っ立っている時間を減らすこと自体に意味があるのかも知れない。なんとなくそう思うことがある。

私を見る人にはこう思えるかも知れない。
何故ぼーっと突っ立ってるんだろう、と。
その時は私は恐らく何を考えるべきか考えている。
つまり本当にぼーっとしてるわけだ。
何故そうなのか。
それは、色々と臆病なだけだ。少し気を引き締めるだけで別人のような行動もとれる。
ごく稀に、そういう行動を連続で起こすこともある。
だが私は弱い。弱すぎる人間だ。上手く固定できない。
人間誰しも揺れ続けているが、ここは固めていきたいところである。
ただし、無理をすると、文字通り無理が見える行動になってしまう。

私は誰よりも逃げている。
誰よりも臆病で、誰よりも防御を固めている。
恐らくどこかにそういう部分があるのではないか。なんとなくそう思うことがある。

とりあえず気が進まないことを気合いを入れてやってみる。
ただそれだけで、いきなり自分の中の壁を崩せる場合がある。
これも調子に乗るとすぐに思い違いやら無理やらに結びつくが、調子に乗らない程度にやる。
調子に乗る必要がある時というと変だが、調子に乗りそうな時は気合いを入れて休息をとる。
そうすれば、意外とリズムがとれるのかも知れない。

なんとなく、そう思うことがある。

――――――――――

山梨での出来事、番外編。

昼に清里でお土産屋を少し探したが、ゴーストハウスになっているところや完全に潰れている店などがちらほらと見受けられ、あまり良い店が見つからなかった。
ダックスフントを預かってくれる店を見つけて預けてから昼食や買い出しに付き添った。
母は忙しいため、午前の時点で私たちは投げ出されていた。
私が付き添っていたのは兄側の家の二人と一匹だった。
この二人とダックスフントは、会うときはいつでも久しぶりである。

時間になり、チェックインを済ませて部屋を見に行くと非常に立派な洋風の建物だった。
この建物ごと貸し切りである。
庭も綺麗に手入れされていた。

コンサートの時間になると私は録音のエキスパートとして行動した。
兄側も二人とも技術屋であり、兄は映像、彼女はデジタル一眼レフでの撮影を専門にしているようだった。
コンサートは上出来だった。
母たちの先生もいらっしゃり、当人達は喜びながらも気を引き締めていた。

コンサートの後はすぐに夕飯となった。
技術屋として兄は私と明らかに分野が被っているところがあるため、気を抜くと敵対させてしまいそうになるのをなんとか回避して過ごした。
私は敵対ではなく調和できる、互いに折れられる関係の技術屋とでないと上手くは語れない。
上手くなくてもよければ、関係なく話せるようにはなってきたが、比較的に聞き専門になる場合がある。

夕飯の後は部屋に戻り、暖炉に薪をくべて着火に挑戦した。
ところが連日の雨による湿気のためか、まるで火が付かず、着火までに相当の時間を要した。
途中から兄に交代し、技術の見取りによって私は火の扱いをさらに覚えた。
ようやく着火したところで兄は薪をさらに数本追加して落ち着いた。
ところがしばらくするとどうもおかしいことに気付く。
煙突があるはずなのに部屋には白煙が充満し、別の部屋にも煙は流れ、紫色の煙に満ちていた。
私は途中で急に目が開けられなくなり、建物の出口を目指した。
ドアから出るときには既に息もできなくなっていた。
ドアを開けると、出口から外へ大量の煙が漏れた。
周辺の明かりに集っていた虫などもいなくなってしまった。
ドアの開け閉めをすると大量の煙が溢れた。
もはや火事にしか見えない状況になっていた。
息を吸って再び部屋に戻り、既に窓を開けたり換気扇を回したりしている状況の中で天井のファンを止め、煙が消えるまで長い時間を待った。
漸く薪は赤く輝くのみとなり、煙も天井の方へ消えていった。
結論として煙突が詰まっているかも知れないと言うことで、これ以上薪をくべることはなかった。

――――――――――

山梨から帰ってくると昼になっていたため、さらしんで昼食をとった。
なかなか美味しいところで、私は軽く三人前弱程度の量を平らげてしまった。

食事中には後期の海外旅行の話があがった。
私はひとまず目の前にある気の進まない物事の絶対数を減らすために海外旅行の話からも或る程度逃げていたが、そろそろそういうわけにもいかなくなった。

学校始まるまでの宿題が一つ増えてしまったが、恐らくそれ程時間はとらないだろう。
ほんの少し気力が余ったときに、気合いを入れて片付けようと思う。

――――――――――

合宿のことを書き忘れていた。
あと前期までのバイトのこと、学校のことも。
これらは私がどうしても記録に残しておきたいものだから、学校が始まるまでに休息として書けたらいいなと思う。
私の記録はあまり休息にはならないけれども…。

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