CM第2期雑感

色々と思うところがありましたが特に記憶に残っているところを記します。

まず全体的に、第1期より確実に水準が上がっていました。
個人的に今回のラストの班の発表は幾らか低く評価しましたが、あれでも第1期なら問題なかったくらいです。
それ程に全面的に水準が上がっていて、第1期よりも楽しませて頂きました。ありがとうございました。

今の時代、大学は就職予備校と揶揄されたり事実そうであると断定されたりすることがある通り、時に学生は上から何かを課せられ、やらされているという認識に偏っている場面が多々見受けられます。
それは「――もやらなきゃいけないしなぁ」といった発言などに現れており、時には死んだような目をしているのです。

「――というのをやってみたい」という意識を持つことこそが、これの対極に相当し、最高のプラス志向であると私は思っています。
真のプラス志向を持っている人は、それが自分に最も多くの物事を身につけさせてくれることを知っています。
仮に大学が就職のための必要条件でしかないとされていたとしても、この意識と志向は最高の武器になり得るでしょう。

「やってみたい」と思う動機の一つに、感動があるのだろうと思います。
それは例えば先達の足跡を見て素晴らしいと思い感動することです。
そして本当に素晴らしければそれ以上のことを自分でもやってみたい、と思うのです。
私も過去に海外のシーンクリエイターのCGに感動したからこそ、CGの技術に人より強く魅力を感じたのだろうと思います。

あの授業の凄いところは、この「やってみたい」という意識を上手く引き出せる可能性が高いところです。
この意識を持ったことがなかった人が初めてその意識を持つことになれば、大きな衝撃となると思われます。
自分がそれまで「興味がある」などと言っていたのはただの真似事であったことに気付き、真の追究がどういうものであるかを知ることになるでしょう。


今回は技術面、アイデア面、手数面、その他においてそれぞれ素晴らしい班がいくつもありました。
特に印象に残ったのは着手から発表まで終始一貫して想像を絶する努力をし続けた班でした。
先生からも努力賞と評されていましたが、正に天晴れでした。
映像のための手数も、プレゼンのための手数もあり得ないほどの力量が伝わってきました。

あともう一つ、まさかの私の十八番を使った、つまりCG着手の班も良く頑張りました。
あれは概念一つとっても一朝一夕に扱える物ではなく、ましてや5週間ではまずできないだろうと高をくくっていたばかりに一泡吹かされました。CGについては、今後新しい表現の手段として段々に継承され洗練されていくと、将来的には大規模な分業も可能になるかも知れません。

こうした班も、私に詳しいやり方を聞きに来ることは決して無く、自力で頑張ったところは非常に高く評価しました。実のところ、全然頼ってくれないところは寂しくもありましたが、それでもこんなに出来たんだと見せつけられて逆に見直しました。頼もしいと思います。

その他、どの班も発表の質も全体的に素晴らしく、発表については今年の先輩達の卒研発表をも凌ぐ潜在能力を感じました。




以下はどうしようもない蛇足です。本当にない方が日記としては完結しています。

一つどうしても許せなく憤りを感じたのは某先生の対応についての話でした。
「学校の授業でそこまで頑張る必要はない」という言葉がどんな意味で、どこまで本気、本音だったのかはわかりません。
しかし仮に字面通りで本音だったとしたらその人には確実に、私の定義する「大学」の教授の資格はありません。
(そもそも日本に「大学」はないという意見も聞くことはありますが、私はまだそうではないと思っている人間の一人です。)
そもそもそんな観念を持っているから授業があれ程空虚なものになるのではないでしょうか。

「そんなところで頑張る必要はない」などと言う人の幾らかは、恐らく人生のうちで頑張ったことなど一度も無い人だと思います。
そんな人間の言う努力など、一つ残らず思い込みでしょう。

努力の面白さを知らず、ただ機械のように、言われたことをやっているとそうなってしまうのではないかと思います。

そういった人間は、将来、私の考えるような機械にとって変わられることでしょう。
そんな人間より、機械の方が性能が良いのです。

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