東北地方太平洋沖地震

今回被災している、し続けている、多くの方々が一刻も早く救われますよう、心より深くお祈り致します。本当に、どこにどんな感情をぶつけて良いのかという気持ちですが、今一番大切なことは前向きな姿勢です。どうか希望を持ち続けて下さい。私含め無事だった人達も、この時こそ、前向きな姿勢を保ち続けましょう。

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2011年3月11日。
私はある個人的なことでまた希望を失い、茫然としていた。
そんな時に、突然大きな揺れに襲われ、自室にいた私は思わず天井に注意しながら、落下すると危険なものを押さえた。それ以上動けない状況だったので、体感しただけでも震度6に近いと思った。
それよりも、個人的なことで、地震が来る前から既に色々失った気になっていた私は、長時間の揺れの中で、これで人生終わるのかという、とても暗い気持ちが頭をよぎるのを抑えることができなかった。
一度目の揺れが弱まった時には、部屋に大量にあった本や箱の大半が部屋中にばらまかれ、がらくたの山のようになっていた。
助かった、と、この時心から安堵した。
少し落ち着いてから急いで下の階の祖父と母の所へ行くと、二人とも無事だった。

テレビでは観測史上最大の地震が東北を中心に襲ったことが放送されていた。後に、歴史の教科書でも見たことがない、小説でも読んだことのないような大津波によって大災害が起きた。これは本当の日本沈没だと思った。後に火災が放送されたときは空襲かと思った。

兄達は大丈夫だったらしい。兄の奥さんは兄を車で迎えに行き、兄はその後、帰れなくなった人をその車で送り迎えしてまわっていた。IT系を本職とする家族だけあって、情報を正確に掴んで的確に行動していた。
私は特に何にも貢献しておらず、申し訳ないくらいだった。

それから5日間。今に至っても、ずっと大小の地震が各地を突発的に襲い続けている。私の家では、毎食をとても申し訳ない気持ちになりながら食べている。被災地の方は、衣食住に職も家族もなくしている…。

発電所が大打撃を受けたことで、東北・東京電力が電力需要に供給が追いつかないと想定し、突然の停電を避けるため、計画停電を行うと発表していた。
私は、元々あまり多くの家電は使っていなかったが、家の暖房器具を止めて明かりも大体消して、PCも止めて、省電力構成にしたサーバーとネット・電話維持用機器を無停電電源装置に直結して、一日を主にiPodの機能で過ごしている。

災害関係でネットワーク全体のトラフィック、通信量・情報量が増大する上に通信関係の設備も大分やられた恐れがあると思った私は、迷惑を掛けないように、地震直後から無駄な情報を発信しないようにしていた。現に、私の家は地震直後から数時間の間、auひかりのネットワークから遮断され、auの携帯のメールに遅延が生じていた。
今日くらいならば、そしてこの時間帯ならば、大きな影響はないだろうと勝手に思って、今、この無駄な記録を送信している。
ニコニコやUstreamでも放送が行われていたというが、通信量のことを考えると少しだけ疑問に思った。

私のいた大学の卒業式は中止され、所属していたプロジェクトの歓送迎会も延期となった。余震はまだまだ起きる恐れがあるため、やむを得ない。
そんなことより、被災地の方々のことを思うと、役立たずの私が何の支障もなく生きていることが申し訳ない気持ちで一杯になる。生きたくても生きられない人が沢山いることを、またも思い知らされる日々だ。

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今という緊急事態の中で私が思うことは、

・こんな時に批判しない・情報の性質に注意

こんな時に政治家やマスコミを批判しても被災者は救われません。むしろ世論が騒げば悪影響を与えます。
救助に必要な情報を届けることに少しでも力を尽くし、必要のない思考を捨て、希望を持たなければならないときだと思います。
特に、現代日本社会ではSNS、Twitterの威力は誰もが思っているより遙かに強力であり、全員が注目している事態に関しては、一人の発言でも思わぬ事態を招きます(主に、誰かが思いつきで発言したことがきっかけとなる誤情報と不安の連鎖)。発言の影響に責任を持たなければなりません。
RTや拡散の際は情報源の真偽をしっかり確かめ、確かめたら正確に伝達しましょう。個人的には人を多く介する伝達は可能ならば避けて、伝言板やまとめ用のサイトに情報を集中させるべきだと思います。

マスコミは各社色々な見方で事件を追うので批判的になるのも仕方ないとは思わなくもないですが、それでも今は、一般人としては基本的には、必死に救援活動を続けている自衛隊や各国の支援部隊のご協力に心よりの感謝と応援をおくる時だと思います。原子力発電所の問題も含め、各部門、対応に非常に頑張っていると思います。私としては、少しでも多くの復旧がなされることを願うことしかできません。問題が起きたのは人のせいではなく、地震・津波のせいです。人を責め立てず、できる限りの対応を。

・全体の影響を考える

これからの事を考えて行動するのは良いことです。でも普段買わないものを急に買うことは無意識であってもできる限り避けなければなりません。
急な購買活動が起こると市場が混乱して、非被災地でも十分問題が起こるばかりか被災地の救済にも影響が出る恐れがあるかも知れないと思います。
リスクをできる限り減らして下さい。

私から見える範囲の人、友達の多くはとても冷静に、紳士的に行動していると思います。
工学部の方、情報の特性を理解している通信工、情報工の方などは特に、この状況に冷静に対処して下さい。

私が今考えられることは、この程度です。
困難な状況にある方は、どうか今しばらく耐え、生き延びて下さい。

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Googleのまとめサイト
http://goo.gl/saigai

東北沖地震 震災情報サイト sinsai.info
http://www.sinsai.info/ushahidi/

【本田雅一の週刊モバイル通信】 震災時、ツイッターを使う人へのお願い
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/mobile/20110315_432920.html

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2 Responses

  1. m3ak より:

    来年どうすんの?
    来年もS研行くとhylos君がいるの?

  2. Mulgray より:

    今後につきましては、これから、あらゆる可能性を、検討してまいりたいと思います。と言うと冗談みたいですが本当の状況です。具体的に言うと秋学期か来年度までニートです。覚悟はしてましたが辛いです。S研は、自分の性格が合わなくてこれ以上はいられません。コミュ障でしょうか。いいえ、ポポポポーン…
    とにかくやるしかないので頑張ります。しかし他に行ってもコミュ障的なのはなんとかしないといけないのかと思うと気が重いです。単に研究室で、堂々とゲームが流行ったり、外国語並に理解できない会話ばかりだった日常に耐えられなかったのですが、しかし私は弱い人間なのでこういうことを皆の前では言えません。なぜかブログでなら言えるのですが。私も「今時の若者」の一種の象徴なんですね。

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