この期間は弓道部は夏合宿に行っている。しかし私は行かなかった。
この期間の記録は自粛しようかとも思った。しかし自粛しようがしまいがそれを気にかける人が居るはずもないだろうとも思い、記すことにした。
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今頃合宿の方は元気に行われているだろうか。私は孤島からラジオでも放送しているかのような気分だ。
謝るとすれば謝ることが多すぎてもはや言葉にならない。
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気配りが上手過ぎる人がいたら、その人の真意を私は読むことができない。
私は、明示された物事には全力で対応するが、察しは基本的にできない。
精々出来ても考えすぎる程に考えて可能性を列挙することしかできない。
そのためその手の相手は私を悩ませる。幾らでも可能性を列挙し続けてしまう。
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私が素直にSEを目指していれば、もしかしたら学科内ではある程度優秀なSEになれたかも知れない。ある程度気楽に就職し、ある程度気楽に社会人生活を開始できただろう。
だがそれがどうも面白くなかった。勿論日々は面白くもあるだろうと思うが、どうせならやってみたいことがあった。
それが幼い頃からの夢、それも、幾つかの物事を捨てる程には強烈ではない夢を追いかけ始めたばかりに、結果として今は合宿からは取り残されている。
しかし私は人との関わりを絶って、例えば廃人になってまでこの道を進むつもりはなかった。
世の中わからないことが多すぎる。世の中で生きるのに、人間の判断基準はあまりにも脆弱過ぎる。
全ての物事は有限だ。何かやりたいなら、何をやらないのか。
私は何でもやりたいと言った。しかしそれでは何もできなかった。
何かやり始めた時点で、やらない物は既に決めているということだ。
出来るならば何でもやりたいという意識は、私の思考、その速度、その範囲、全てに影響を及ぼしている。
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今日も体調不良は引き継いでいる。
前回記録から、現在の計画の正当性が怪しくなってきたため、一度見直しを行いたいと考えた。怪しいとは具体的に言うと、調べの優先度の高さがあまり考慮されていないこと、現時点で勉強している内容が少し良くないことが挙げられる。
09:00-14:00
研究室調べやその関連の話、過去問等の調べを引き続き行った。
14:00-19:00
私が知っている中で最大の本屋で本を調べた。受けるであろう試験の範囲に絞った参考書を入手した。当然ながら出来る限り、処理出来ない量にならないように意識した。
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